実践訓練「スピーチ大会」プロジェクト

あすなろでは、ただ英語を学習するだけではなく、社会に出て本当に使える英語力を磨くため、中学2年程度の文法と語彙を修了した時点で、全ての会話クラスにSpeech & Debateクラスを導入しています。

中学生、高校生の皆さんは、それぞれの学校の英語の授業やあすなろにおいて、語彙、文法、長文読解、会話練習などの勉強をしっかりと修めて日々前進しておられます。これらの学習は将来、英語話者になるために不可欠な道具を揃える作業であり、大変重要です。しかし、その揃えた「道具」を使いこなし立派な「家」を建てるには、また別の特別な訓練が必要です。つまり、学習した語彙や文法、会話訓練で身につけた内容を道具として、自分の考えや意見、見解や思いを遺憾なく表現し、他者との意思疎通や意見交換をできてこそ、本当に社会で通用する英語力を身につけたという事になるのです。日本の英語教育はその道具を揃える作業止まりの感がどうしても拭えません。日本の英語教育はそれらを使いこなすための訓練にもっと力を入れるべきなのです。
あすなろの生徒は全員、この「道具を使いこなす実践的訓練」としてSpeech & Debateクラスを受講します。

① 1学期にトピックを一つとりあげます。レギュラーコース会話レッスン一学期約22~23レッスンのうち4回~6回をスピーチとディベートを行うための準備レッスンに充てます。このレッスンでトピックに必要な語彙、表現を学び、自分の意見を英語で発信するための訓練を行います。

② 学期末にクラスや学年の枠を超え、スピーチとディベートを実践する発表会を実施します。いわば学習の成果の発表と実践体験を積み上げるための訓練の場です。スピーチの原稿は生徒が自力で書きあげることが基本です。原稿の添削は、生徒自身が講師に自ら声をかけて依頼するまで講師は口を出しません。これも生徒自身の自立と積極性を養うための訓練の一環です。また、自分でペース配分を決め作業を進めるための訓練でもあります。

参加した生徒たちは毎回、階段を数段飛ばしで駆け上るように飛躍的な進歩を遂げています!今までのSpeech & Debate発表会の様子はFacebookにてご覧いただけます。ぜひご覧ください!