現役ビジネスマンからの手紙(第1回)自己紹介

[コラム]現役ビジネスマンからの手紙<第1回>

Shinichi Tanaka
Shinichi Tanaka
photo by Tatsu Ozawa

自己紹介

あすなろニュースレターをお読みの皆様、こんにちは。田中伸一と申します。

あるご縁があり、このような形で皆様に、私自身の英語を通じて得た経験について、数回に渡ってニュースレターの紙面をお借りしてお話しさせて頂く事になりました。拙文ではありますが、気楽に読み飛ばして頂けると幸いです。

今回は軽く自己紹介させて頂きます。兵庫県西宮市出身の会社員で、西宮市内の公立小学校・中学校・高校を卒業後、関西の国立大学を卒業、現在は東京の国立(くにたち)市に、妻と二人の娘と暮らしております。妻は同い年で、娘は19歳と18歳の年子です。両親は西宮市に在住しており、時々帰省しています。

小さいころから体を動かすのが好きで、高校まではサッカー部に所属し、毎日ボールを追いかける日々を過ごし、大学ではアメリカンフットボール部に所属し、卒業後しばらくは学生の試合の審判なんかもやっておりました。今でもスポーツは全般的に大好きで、昨年のラグビーワールドカップでは、日本チームの活躍にテレビの前で大声を出し、家族にうるさがられ、ついに自分の部屋に、自分専用のテレビを買ってしまいました。

さて、英語との関わりですが、学生時代はクラブ活動に没頭し、教室には全く行かず毎日グラウンドばかりに行っておりましたので、英語にそれほど興味もなく、社会人になって初めて受けたTOEICは500点ちょうどだったと思います。ただ、就職した会社には海外への留学制度があり、その経験をされた方々から「日本で当たり前の事が当たり前でない世界の話」を聞くうちに、非常に興味を持ち、あこがれるようになりました。

その後英語を猛勉強して、なんとか留学することができ、アメリカの西海岸のシアトルに2年間留学しました。この2年間がその後の私の人生を大きく変える事になりました。この時の経験は、次回以降お話しさせて頂きます。留学後は元の会社に戻り、シンガポールにも1年駐在しましたが、その後転職を決意して、外資系(アメリカ)の医療機器の会社に35歳で転職。現在までに、アメリカ系、ドイツ系、スイス系、イギリス系、そしてインド系と、出向を含めると6社の外資系企業に勤務してきました。資本の国籍は違っても、すべて本国とのコミュニケーションは英語です。また、出張も多く経験し、ドイツ・スイス・シンガポール・タイ・インドネシア・マレーシア等に行っており、特にシンガポールは10回以上行っています。

帰国子女でもない私が、今では普通に英語でメールを打ち、電話会議を英語で仕切って、時には英語で相手を説得し、また熱い議論を戦わせる……かつての自分からは想像もできないことです。これらの経験を通じて感じた諸外国と日本との違い、日本の素敵さ、さらには個人的に楽しかった事・悔しかった事などをお話しさせて頂こうと思います。他愛もない話が多いと思いますが、少しでも楽しんで頂けると幸いです。

最後に、英語が話せるって、とても楽しいです!!

執筆:田中伸一

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